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Linuxってわたしでも使えるんですか?

「○○○さん、Windowsじゃなくって何使ってるんでしたっけ?」
「Linux。」
「その、Linuxって、普通のひとでも使えるんですか?」
って、どういう意味ですか。
まるでひとを変わり者みたいに。
・・・変わり者か。

会社の一幕ですが。(笑)
最近PCを購入した昨年度の新人から受けた質問で。
でも、珍しい質問だったのも事実。
大抵のひとは、「Linuxって何が出来るんですか?何をするんですか?」なのに、そのひとは「私にも使えますかね?」だったので。
回答としては、「使えるんじゃないの?」と答えときましたが。(笑)

まあ、OSなんで、使おうと思って使えないなんてことはないと思っておりますが。
ただし、それ相応の覚悟がないと、Linuxを「ちゃんと使う」ことは難しいんじゃないかと思います。
まず、大前提として、「Linuxが動作するハードであること」を調べられるかどうか。
悲しいのは、インストールしてから動かないことなので。
最近のLinuxは1CD Linuxとして、LiveCDになっているのが当たり前のようなところがあるので、自分のハードである程度動作するか、最低でも起動するかどうかは確認できます。
#無傷で。

その上で。
Linuxで何をしたいですか?と。
逆に聞きたくなることがあります。
ワタクシの場合、もはやLinux以外での動画変換とか、そういうののやり方が解りません。(爆)
Windowsにもツールはやまほどあるんでしょうけど。知らないので、手を出しようもありませんし。
なんかしようと思ったときに、Linuxの方がラクなのです。
別にLinuxじゃなくても、Windowsの方がラクに出来ることは多いんじゃないかと思います。
メールにせよ、Webにせよ、標準でインストールされているもので、さほど困りませんし。
#ま、それはUbuntuでも同じですけど。
Office製品にしても、OpenOffice.orgを使う前提であれば、LinuxでもWindowsでも同じアプリケーションが動作します。
画像加工にしても、プロ用途でなければ、GIMPがWindowsでも動作しますし。
Linuxじゃないとダメってことはなにもないような気がします。
まあ、Compizは今のところWindowsでは動かないのか。(爆)

カードは限定されますが、TVも見れますし、もちろん、録画も可能で、録画したものをDVDに焼くことも出来ます。
これはOSに依存した話ではなく、LinuxでもWindowsでも可能でしょう。
まあ、カード依存を考えれば、この点はWindowsの方がラクかも知れません。
同様に印刷環境も、最近のLinuxはかなり改善されています。
プリンタを選びますが、あらかじめLinuxを使う前提で考えていれば、対応プリンタを購入しておけば、何も困ることはありません。
もちろん、Windowsの方が、ドライバがないなんてことがないため、ラクかも知れません。
が、EPSON、CANONの両メーカーがLinux対応を謳っているので日本で購入する場合には、困らないと思いますし。

というように、WindowsとLinuxで、出来ることに差はなくなりつつあります。
#まだLinuxの方がハード対応では不利ですけどね。

こと、何かPCでやろうと思ったときに、特にネット環境に関しては差はないと思います。
サイトを作成するのも困らないでしょうし。
まあ、HTMLエディタに関してはWindowsの方がGUIで作成できる簡単なものが多いかも知れません。
これはワタクシの見聞が狭いせいかも知れませんけど。
Linux上でのHTMLエディタって、WYSIWYGのものをあまり知らないので。
特にDHTMLを綺麗に書けるようなエディタってなんかあるんですかね。
必要もないので調べてないってのが本音です。

興味があるなら、使って見ればいいと思うんですよね。
ただ、最低限、LiveCDで起動するかどうか、それくらいはやってからの方がいいと思いますけど。
それから、覚悟がないなら、ノートPCへのインストールは考えた方がいいのかな。
最近のノートPCは結構HDD容量も大きいものが多いですけど、ちょっと使ってみたい、だけの理由でパーティション分けてLinuxをインストールというのは、お勧め出来ないかな、と。
可能ならブートできるUSB-HDDとかにインストールして、必要な時だけ接続して使う、とかした方がいいように思います。
もちろん、Windowsを起動することがなくなったら、Windowsをつぶして、Linuxノートにするのもいいと思いますが、最初は、あまり危険を冒さない方がいいんじゃないかな、とか。
前述の後輩もノートPCだったので、まあ、最初にLiveCDから試しなさいよ、とは言ったんですけどね。
そもそも、LiveCDってなんですか?とか聞かれてしまいましたが。(爆)
身近にいるひとには、手取り足取りも可能ですけど、そうでないひとに無責任に勧める気にはならないかなぁ。

まあ、誰でも使えるとは思います。>Linux
数年前と比較してUbuntuであれば導入もラクになってますし。
ただ、LinuxはWindowsではない、ということは前提として知っておいて貰いたいかな、と。
Windowsはよく出来ていますよ。
サポート体制や、マニュアル本まで含めて考えると。
もちろん、ネット上の膨大な資料まで合わせて考えるとLinuxだってひけを取るものではありませんが、ネット上の資料というのは、探すにせよ適用するにせよ、サポート窓口やマニュアル本と比較すると敷居が高いのも事実。
そういうのを楽しめるひとなら、Linuxは楽しく使えると思います。
ただ、DTMをやりたい、とか、綺麗な絵を描いてネットで公開するんだ、とか明確な目的があって、早くそれに到達したい、のであれば、別にWindowsでいいんじゃないですかね。(笑)

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コメント

UNIX系OSは凄いんです!!!何せプラットフォームを選ばない。ポータビリティ満載のOSなんて他にはそうそうありません。
MacでWindowsを軽快に動かす為には、結局Mac自体がWindowsを動かせるようなハードウェアデザインに変更せざるを得なかった。その点、Linuxはどのハード上でも動くように設計されていてコンパイルが出来るのです!!!
凄いですね〜〜〜。

と言うのが売り文句の一つではあるのですが(笑)。この「移植性」とか「ポータビリティ」と言うのがコッチ側が考えているのとちと違う。
実際問題「ちょっと手直ししないと」動かない。そしてその「ちょっと手直し」が素人が考えるのと比べると格段に難しい(笑)。
恐らく各ハードウェアへの適合度から考えると80%〜90%程度の出来ですね。もちろんWindowsでさえWindowsマシンと100%相性良く動くことは(何故か)あり得ませんし、また、この80%〜90%の「満足度」と言うのは当初のUNIXが目指した目標でもあります。
だから設計目標の要求はクリアしてはいるんですが、残り10%〜20%が結構デカかったりします(笑)。かつ、その10%〜20%が中核部分だったりしたら目も当てられません(笑)。
元々、移植性は「動作対象とする確固としたプラットフォームを持たなかった」UNIXなりの設計思想であったワケですが、開発当初、大型コンピュータの市場ではDECやIBM等の独断場でした。当然それらのミニコンやオフコンは製作会社独自のOSが搭載されていました。しかしながら、「AT&Tが設計思想が優秀な、ポータブルなOSを作ったらしい」と言うウワサが広がって、大学やら研究所やらがAT&TにUNIXを分けてくれ、と申し込んだらしい。AT&Tは独禁法の為OSは売れなかったので安いライセンス料でこれらの大型コンピュータの為にUNIXを分け与えた。
面白いのはこれから、です。MITやUC Berkely等がこの新しいOSを大学のミニコンに入れたんですが、ちっとも動かない(笑)。大学でコンピュータ管理してた人は大困りだったでしょうね(笑)。と言うかコンピュータをそれなりに使ってた人たちが全く手も足も出なかったのです(笑)。
当時はコンピュータユーザー自体が少なかったのも幸いして、直接AT&T内のUNIX開発者、ブライアン・カーニハンに電話連絡を取ったりして(笑)、遠距離電話でコンピュータの内部構造を解説して、コードの手直しの示唆を受けた、とか(笑)。これは最強のユーザー・サポートですね(笑)。何せ製作者自身が直々に色々教えてくれる幸運に恵まれてたんですから(笑)。が、電話代金がどれだけかかったのか分かったモノではありません(笑)。
あるいは、問題報告を受けたカーニハン自身がその大学に出張して直接マシンとコードの相性をチェックした事もあったそうです。まあ、のどかな時代ですね。が、ここには大事な教訓もあります。
高々16bit〜36bit程度のメインフレームの時代でもこんなんだったのです。そして現代のLinuxでも本質的に状況は変わっていない。むしろもっと問題は複雑化してるのかもしれない、って事ですよね。曲がりなりにも「コンピュータの専門家」でも手も足も出なかったのが「UNIXとマシンの相性の問題」で、理論的な「ポータビリティ」と現実のそれとの間には深い溝がある、って事ですよね。

>Linux上でのHTMLエディタ

僕はBlue Fish使ってたりしますね。
たまに、ですけど。

>DTMをやりたい、とか、綺麗な絵を描いてネットで公開するんだ、とか明確な目的があって、早くそれに到達したい、のであれば、別にWindowsでいいんじゃないですかね。(笑)

と言うか、「初音ミク」ならWindowsしか無いですよね(笑)。

投稿: cametan | 2008年4月24日 (木) 10時37分

意外なとこにコメント来ましたね(笑)
出張中のため、本格コメント返しは後日。(笑)

投稿: かおりん | 2008年4月24日 (木) 19時12分

>UNIX系OSは凄いんです!!!何せプラットフォームを選ばない。ポータビリティ満載のOSなんて他にはそうそうありません。

そういや、そんな建前があった気がしますね。(笑)
まあ、それが幻想であるのは、cametanさんが記載の通りですけれども。
結局、ハードウェアを吸収するミドルウェアというか、ライブラリがきちんと整備されてない状態で、ポータビリティ語っても仕方ないんでしょうね。
でも、個人的な見解としては、OSのポータビリティはどうでもよくて。(笑)
アプリケーションのポータビリティさえ確保されていれば。
ただ、これもcametanさんが記載の通り、いいとこ90%な現状なんでしょう。
今後、Wine等整備が進めば、ポータビリティとは意味が違うかも知れませんが、OSの境はなくなるかも知れません。
ネイティブじゃないとイヤって向きは仕方ないですけど。(笑)

>僕はBlue Fish使ってたりしますね。

今のところ、この手のことをすることがなくなったので、調べてもなかったんですよ。
昔、BlueFish使ってみたことがありますが、その時の印象は全然ダメで、MozillaのHTMLエディタを使っていたような。
今度機会があれば使って見ます。

>と言うか、「初音ミク」ならWindowsしか無いですよね(笑)。

あれ、Wineで動かないんですかね。(笑)
#ま、動かなくても全然問題ないですけど。DTMにはさっぱり興味ないんで。(爆)

投稿: かおりん | 2008年4月25日 (金) 20時36分

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