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育児ロボット

ちょっと前の話になりますが。
仕事で、待機が必要になったことがありまして、マンガ喫茶で待機してました。(爆)
その時に、「鉄腕バーディー」というマンガを読破してきたんですが。

主人公のバーディーは異星人で、「作り出された子供」的な設定でした。
なので、本当の両親は居ない、と。

で、タイトルの育児ロボットになるんですが。
そのバーディは育児ロボットに育てられるんですね。
まあ、マンガなんでいろいろとそこに物語があるわけですが、基本的にロボットなんで、アシモフのロボット3原則は守っているみたいで。
#基本的に、みたいですけど。

まあ、それはそれとして。
ロボットなんで、感情的になることがない、と。
これは、ロボットに擬似的な感情を与えるプログラムが、大変に難しいので実現されていない、ということではなさそうで。
マンガのなかで、その育児ロボットは笑って見せたりしますので。

おそらく、子供の頃のバーディーが感情的に描かれているので、ストーリー展開の都合もあり、対照的に冷静な、無機質なイメージを持たせるために感情を露わにしないようになっているんだとは思います。
もちろん、マンガなんで、感情的なロボットを描こうと思えば描けるわけで、単にそれをやってないのは、先に述べた理由から、だとは思います。
それと、ロボットのイメージもあるのかな。

ワタクシ、SF好きが高じてIT系の仕事をしているようなものなので、昔からSFは読んだり見たりしているわけですが、未来の話で、ロボットが出てくるようなものでは、大抵、子供を育てているのは、本当の両親ではなく、コンピューターかロボットだったりします。
それだけ「育児」というのが大変な仕事であり、出来ることなら誰かに変わって貰いたいほどの仕事なんだ、とSF作家達が認識しているから、だろうとは思うんですが。
#もちろん、家事全般、人間がやりゃあしません、そんな設定のSFの場合は。

SFで描かれる未来の便利さ、というのは、かなり実現されつつあります。
宇宙旅行は、「お金さえあれば」可能ですし、宇宙ステーションなんてのも作られてたりします。
それに、家事ロボットも出てきてます。
食洗機なんか、その代表じゃないですかね。最近のものはセンサーで汚れの具合を判断して、洗剤の量、水量調整するみたいだし。
#家事ロボットなんて名前では売ってないから、そんな認識はないかも知れませんけどね。

とまぁ、技術は革新し、進歩し、人間には余暇が増えてきてます。
余暇を使って何をするのか、は、まあ今後の人類の課題ではないか、とは思いますが、取り急ぎ、怠惰に暮らすのがよいのかな、とはワタクシは思っていますけど。(爆)

で、まあ、この先、技術が進んで行って、人間の感情なんかもロジック化出来て、汎用の小型マニピュレーターが開発され、バランスを取るためのセンサー類と、ジャイロ機構の小型化が実現されて、それをフィードバックするアクチュエーターが高速に動作するようになって、安全で超小型、長時間駆動のバッテリーが開発されて、果たして「ドラえもん」は実現できるのかな、と。
#あれ、確か育児ロボットですよね?

もちろん、ドラえもんのオプションは、実現ロジックの想像のつかないものも多いため、本体限定ですけど。

ガンダムは実現できると思うんですよ。
まあ、ガンダムには感情ないですけど。(笑)
実際兵器なんで、湯水のようにお金使って開発はしていると思うんです、そういうパワードスーツ系は。
いろいろと役に立つ場面がありますからね。工事とか。

でも、果たしてドラえもんを作って、人間を育児から解放したら、世界はよくなるんですかね?犯罪とか、犯罪者とかなくなるんですかね。
まあ、長い時間をかけて、それが当たり前の世界になれば、もしかしたら、とも思うんですが。
色々と世間を賑わす犯罪があった時に、やれ教育が、とかやれ親のしつけが、なんて話になりますが、じゃあ、育児ロボットと教育ロボットを作って、「理想的な育児」と「理想的な教育」をすると、「理想の世界」が出来るんでしょうか。

もちろん、ここで「理想的」なんて言葉を使っているのはわけがありまして。
「誰にとっての理想」を実現するか、で話は変わってきます。
もしかしたら、ワタクシが明日世界の支配者となって、「ワタクシの理想」を実現するための育児と教育なら、可能かも知れません。
万人のための理想なんて存在しないので、結局不可能だと思うんですよ。

仮に未成年の犯した犯罪だとしても、責任は本人にあると思うんですよね。
社会的な責任を果たすことが出来ないので、「本人の代わりに親が責任を果たす」ことはあっても、「本人犯した犯罪が親や教育に責任を取らせる」のはおかしいんじゃないのかなぁ。
もちろん、犯罪者を育成するような機関で育ったとしたら、そういうことも考慮しないと鳴らないとは思いますけど、今の日本で普通に教育を受けて育った場合、それは本人責任でしかないんじゃないかと思うんですけど。

で、こういうことは、育児ロボットにも、ドラえもんにも解決できないと思うんですよね。
まあ、SF信奉者であり、技術者である身には、ちょっと悲しいことですが、「ひとのこころ」に関しては、「ひと同士」で解決すべきであって、技術屋の入り込む余地はないんじゃないか、と思ったりしてます。

でもせめて、家事ロボットくらいは実現されると、家庭の主婦の負担が少しは減ると思うので、そういう技術は開発して行って欲しいもんだとは思います。(笑)
せめて、掃除、洗濯くらいは、ロボットにやって貰ってもいいかな。
ワタクシ的には、料理はやっぱりひとに作って欲しいですけどね。(爆)

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コメント

かおりんさん…
深い、深いですよ。
育児ロボット、出来てほしいような、出来てほしくないような、複雑なところがあります。
どちらかと言えば、育児ロボットより家事ロボットがもっと出来てほしいかな。
家事はどんどん楽になってきているとはいえ、世のお母さん方はそれに仕事も付け加えてやっておられる方が増えてきていると思います。そして、私のように、母親に育てられておらず、祖母などに甘やかされて育ってきた人間も。
育児を、どうやっていいのか分からずに、家事はしなくちゃならない、育児もしなくちゃならない、それでまたストレスが溜まっていくといいますか。
でも、家事ロボットが出来、家事の分担を少しでも楽にできれば私なんかでも子供に関わる時間のゆとり、ひいては心のゆとりが出来るんじゃないかと思ってます。そして、自分を1歩引いて見る時間も。
 
それと。
未成年の犯罪の責任を親に…という点ですが。
私もかおりんさんと全く同じ考えです。
例え、…例え、ですよ。親から道徳など教えてもらっていない子だったとしても、保育園での人との関わりや、小学校での低学年からの道徳の時間、ってあるのですから、善悪の判断ってみんながみんな出来るものであるはず、なんですよね。足し算引き算が出来るように、道徳も心身に入ってるはずなんです。それは、例え14歳でも、19歳でも、基本として必ず分かる!
 
ただ。
もし、子供が逮捕されたとしたら、親は『自分の育て方、どこか間違っていたか…?』と自分に問う気持ちは持っていなくてはならないな、と思います。
他人にそう、促される訳でなく。
自ら、自分の心に。
 
おっと、熱くなって長文になってしまいました。
スペース使っちゃって、スイマセン coldsweats01

投稿: kintoun | 2008年6月25日 (水) 15時29分

>深い、深いですよ。
ホントはもちっと深いっぽい内容にしたいと思ってたんですが、色々と邪魔が入り。(笑)
なんかとりとめない内容になってしまいました。
勢いで書いてたので、犯罪者の責任とは、な流れになってしまいましたが、本来のテーマは、「ドラえもんは必要か?」で行こうと思ってたんですよね。(爆)


>どちらかと言えば、育児ロボットより家事ロボットがもっと出来てほしいかな。
どこまでもひとがやるべきことは残っていると思います。
ワタクシは、育児はその中に含まれていると考えているんですよ。
もちろん、ホントウの両親であるのがベストだとは思うのですが、ひとであれば、最低限よいのではないか、と。
ご存じかどうかは知りませんが、竹宮恵子の「地球(テラ)へ」というマンガでは、養育都市というのがあり、子供のうちは、(他人ですが)人間に育てられ、成人検査(でも15歳)を経てからコンピューターに育てられる、という設定でした。
かなり昔のマンガですが、設定的に珍しいな、と思ったのを覚えています。
コンピューターが教育出来るなら、最初からロボットとコンピューターというのが、当時SFでは普通だったように思いますので。
女性ならではの視点だったのかも知れません。
ちなみに、その「地球へ」の中でも、お母さんは、ほとんど家事はしてなかったようですけどね。
すべて機械がやってたような。
#でも料理は手作り。(笑)


>未成年の犯罪の責任を親に…という点ですが。
賛同いただいてありがとうございます。
でも、まあ、これは記事的には余録だったんですよ。(^^;
機械に育てられて、多様な性格を持つ人間世界になるのか、ってのがメインテーマだったんですが…。
書ききれず。orz


>もし、子供が逮捕されたとしたら、親は『自分の育て方、どこか間違っていたか…?』と自分に問う気持ちは持っていなくてはならないな、と思います。
これは間違いなくそうでしょうね。
育てっぱなし、というわけには行かないので。
もちろん、責任はあります。親にも。
ただ、その責任は、犯罪を未然に防げなかった責任であり、犯した犯罪の罪を償うべき責任ではない、というのが記事の主張です。
かばっても仕方ないでしょ、悪いことをしたら、悪いと子供にもきちんと知らしめるべきでしょ、というのがワタクシは必要なことだと思っています。
少子化のせいなのか、過剰に子供に甘い世の中であるような気もするんですよね。
子供に過剰に厳しい世の中よりは、よほどマシなのですが、どちらにせよ、過剰なのはよくないと考えています。
善悪の判断がつかないなんて、おそらく3歳児までなんじゃないかと思うんですけどね。
責任の大きさに気がつかないとか、自分のしでかしたことの重要さに気づかないなんてことがあるかも知れませんが、良いか悪いか、くらいの判断は出来そうだと思うんですが。


まあ、でも、これもずいぶん昔の話になりますが、銀行のネットワークに侵入して、切り捨てられる端数の利子を合算して、全て自分の口座に入れた中学生がいましたが、このレベルになると、あっぱれ!と言いたくもなりますが。
#ひとの命に関わる話でないので軽く考えてしまっていますが。
ただ、これも悪いことってのは解ってたんじゃないんですかね。侵入なんて時点で。

>スペース使っちゃって、スイマセン
いや、ここ恐縮されると。(笑)

投稿: かおりん | 2008年6月25日 (水) 18時33分

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