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Ubuntuの使い道?

ま、何回かこんなタイトルで記事書いてるような気もしますが。(笑)

遠くの地に住んでる兄弟が帰省してきまして。
ちょっとネット使わせて欲しい、なんて言うので、PCを見せたら。
「あれ?インターネットは?」
「インターネット?繋がってるけど」
「どうやって立ち上げるの?」
「(インターネットを立ち上げる?)いや、普通に」
で、FireFoxを起動してみる。
「ああ、繋がるんだ。でもウチのと違うんじゃない?」
「まあ、ねぇ、Windowsじゃないし」
「えっ!これWindowsじゃないんだ」
てな顛末があって。

結局、Windowsが使いたいってことだったんで、Vistaを起動して使わせてたんですが。

ワタクシの兄弟、仕事でPCを使う、という程度でPCにはまったくの素人です。
その素人が見た場合、UbuntuもWindowsも全然区別付かないんですね。
ま、壁紙とかアイコンとか適当にカスタマイズしてるのもあり、Windowsでもカスタマイズして使ってたりすると、もはや区別のつけようがないのも事実かも知れません。
#あくまで素人目には。

ワタクシの兄弟も、おそらく画面下部にスタートメニューがないとか、クイック起動がないとか、そんな理由で、「インターネット・エクスプローラー」をどうやって起動してよいのか解らなかったものと思われます。
まあ、この辺、ワタクシの家族も同様ですが、デスクトップにどっかりと「e」のアイコンがないと、インターネットには接続できないものと思ってるようですね。
ま、仕方ないのかな。デフォルトではそれしかないし、素人が、それ以上のものを求める必要があるほど使いにくいわけでもないので。
もっと便利なものがある、と知ったとしても、設定の手間、新しく覚えなければならない操作等々、敷居が高いのも事実でしょうね。
というような理由で、別に「PCを使いたい」わけではないワタクシの兄弟が、FireFoxでネットを使えなくても、まあ仕方ないのかな、とも思います。
#しかもやりたかったのは、Flashかなんかのゲームみたいだったし。

とまあ、そんな事実を認識したので、例えば、IEのアイコンに似たアイコンを作成し、デスクトップにランチャとして置く、スタートメニューに似たGNOMEパネルを画面下部に置く、程度のカスタマイズで、もしかしたら、ワタクシの兄弟も家族もUbuntuが使えるようになるかも知れないな、なんて思いました。

まあ、FireFoxとIEの操作性の違いは若干はあると思いますが、普通にブラウズする分には全然影響ないし、困ることもないと思うんですよね。
見た目だけ、ちょっとWindowsに似せてあげれば、たぶん、ほとんどの素人がUbuntuということに気がつかずに使ってしまうんじゃないでしょうかね、とか。
OpenOfficeなんかもインストールされていれば、さらに完璧というか。

まあ、なんちゃってWindowsを作ること自体に、それほど大きな意味はないとは思うんですが、手慣れた操作性を実現できる、という意味では、そういうテーマセットがあっても面白いのかな、と思ってみたり。

今現在、多くの一般のPCユーザーのPCの使い道って、たぶん、ネットだけなんですよ。
もしかしたら、携帯でも十分じゃないの?レベルでしかPCを使ってないんだと思うんですよね。
まあ、言ってしまえば画面の大きな携帯でしかない、というか。
#料金体系とか接続速度とか、そういうのは置いとくとして。

で、それがある程度事実とするならば、もはや一般ユーザーのデスクトップがWindowsである必然性ってかなり薄れてるんじゃないのかな、と改めて思いました。
これ、結構PCに詳しいひととか、ある意味きちんとPCを使ってるひとと話をしてると解らないんですよね。
ある程度使ってるひとは、それなりに定番ツールとかあって、これが動かないと困るんだよね、って話があったりして、ああ、それじゃWindowsじゃないとダメだわな、と思うことが多く。
PC詳しいひとと話をするとハードの対応状況とか、デバイスの認識とか、そういう方向に話が進んで、まあ、まだまだだわなぁ、と思ったり。

でも、ワタクシの兄弟のように、ちょっと使い方を聞いてみると、自宅でも調べ物をするので、ネットに繋げるPCが必要だった、とか、そんな程度の話なんですよね。
で、毎日起動するわけでもない。
必要な時にすぐに起動して欲しいので、ノートPCなんだよ、と。

まあ、サスペンドの問題はUbuntuにも残ってるので、そういう使い方だとWindowsじゃないと厳しいのかな、と思ってみたりしますが、これもメーカーがプレインストールとしてUbuntuを考えてくれれば、ハード構成なんかで回避できたりするんですよね。
まあ、Compizでぐりぐりが必須だと厳しいかも知れませんが、別にねぇ。Vistaだって、それほど3Dデスクトップじゃないし。

そういう一般ユーザーというか、完全に素人に向けたUbuntuの使い方とか使い道の提案が出来れば、もしかしたら、今後大きな普及と、今問題になってるハードやデバイスの対応なんてのが簡単に解消するのかも知れないなぁ、なんて例によって考えてしまいました。

Vistaでネットしかしてないなら、別に数万円払ってOS買う必要なんてないんじゃないかな、と思うんですよね。
まずはUbuntuでいいんじゃないの?と。
まあ、素人にOSインストールさせるってのはあり得ない話なんで、プレインストール必須なんですけど。

例えば、それで1万円価格を下げることが出来るとしたら、いま低価格化しているUMPCとか、低価格ノートとか、充分競争力がある戦略的な価格に出来るんじゃないかと思うんですけどね。

どっかの大手メーカーでやらないですかね。
例えば、まずはDELLとか。

あ、地デジチューナー対応進めないと、今は競争力ないかな、もしかして。(爆)

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コメント

そこでvixta、ですよ(謎)。


http://vixta.sourceforge.net/

投稿: cametan | 2008年8月 2日 (土) 17時06分

見てみました。
OpenTeckPressでしたっけ?の記事も見ましたが。


コンセプトはまさしく書いた通りなんですね。
このテーマだけでもUbuntuに持ってきて、「ほらWindowsVistaでしょ」とかやると騙せそうですけどね。(笑)
#ま、騙してどうする、というのはありますが。


結構、面白いコンセプトなので、本格的に稼働すると、Linuxのひとつの形として定着するかも知れませんねぇ。

投稿: かおりん | 2008年8月 2日 (土) 17時46分

> プレインストール必須なんですけど。
> 例えば、それで1万円価格を下げることが出来るとしたら、いま低価格化しているUMPCとか、低価格ノートとか、充分競争力がある戦略的な価格に出来るんじゃないかと思うんですけどね。

実際、日本以外じゃそのせいでLinuxの普及が爆発してますよね。昨年秋のEee PC発売以来、目に見えてLinuxのシェア、上がってます。ところが日本じゃ絶対にやらない。何でなのか、私には理解不能です。たとえばこないだ発売でバカ売れ初期ロット完売したHPのUMPCもMSIの製品も、日本以外じゃLinux版があって、そっちの方が安いからってけっこう売れてるんですよね。ネットならこれで十分って。ところが日本では、Linux版は絶対に出ない。最初は特定企業の特殊事情かって思ってましたけど、これまでUMPC出した会社が全部足並み揃えてそうなので、不思議を通り越して呆れています。

投稿: 松本 | 2008年8月 5日 (火) 12時29分

松本さん、コメントありがとうございます。

やはり、海外ではLinux版とかあるんですね。あるんじゃないかと思ってました。(笑)
日本でLinux版が発売されない事情は全然解らないんですが、例えば、法事情が海外と異なるとかあるんですかね。
それから考えられるのは、日本のユーザーは保守的で、Windows以外のOSをプレインストールして売れた試しがないとか、日本のサポート部隊にLinuxの電話サポート出来る要員がいない、とか。
OSの電話サポートなしにして、その分価格を安くしてくれる、とかなら、まだアリな気もするんですが。


ぼちぼちプレインストールOSの選択肢が欲しいような気もします。
まあ、店頭販売だと難しい面もあると思うんですが、メーカー直販とかBTO製品なら充分可能だと思うし、そうすべきだと思うんですけどね。


なんでだろ?


んでも、各メーカー足並み揃えてるってことは、マイクロソフト(株)の圧力でもあるんじゃないですか?(笑)

投稿: かおりん | 2008年8月 5日 (火) 19時45分

> んでも、各メーカー足並み揃えてるってことは、マイクロソフト(株)の圧力でもあるんじゃないですか?(笑)

かもしれない、と思ったこともありますけど、どうなんでしょうね。日本人って、自主規制が好きですから、実際には圧力もないのに、圧力かけられたような反応を示したりして。

まあ、実際のとこ、M社も営業努力は相当やってるみたいですね。具体的には値引きですけど。だから、Windows抜いても値段は6000円も下がらないらしいです。だったら無理にLinuxにしなくても、みたいにメーカーも思うんでしょうかねえ。

投稿: 松本 | 2008年8月 5日 (火) 23時32分

>まあ、実際のとこ、M社も営業努力は相当やってるみたいですね。具体的には値引きですけど。だから、Windows抜いても値段は6000円も下がらないらしいです。だったら無理にLinuxにしなくても、みたいにメーカーも思うんでしょうかねえ。


この辺、具体的な情報持ってないんで、なんとも言えないんですが、仮に5000円として、UMPCって6万円前後ですよね。
1割近く値段が違えば、LinuxPCを選択するひとはいると思うんですよ。
でも、価格って単純にバンドル品をなくしたから下げられるか、というと、そうじゃなかったりするんじゃないですかね。
例えば、先にも書きましたが電話サポート可能かどうか、とか。
その辺も電話サポートを可能にしとかないと売れないとすると、新たにひとを育成するか雇うかしないとならない。期間限定ってこともないでしょうから、恒久的な雇用となると、それだけでもコストは掛かってしまうし。
何台くらい売れ行きが見込めて、その分は微々たるものだからペイできると判断できればいいんでしょうけど、なかなかねぇ。
まあ、自社でサポートしているかどうか疑問なところもありますけど。(笑)


で、まあ、その辺のコストの問題で結局Windows版と比較して戦略的な価格にならないのであれば、それは意味がないってことで日本での販売はパスされている可能性はありますよね。
それこそM社の企業努力によって、日本では他国よりも安くバンドル出来る、って可能性は否定できませんし。


ワタクシ個人的には、安ければOSはLinuxでも構わないのでは?という程度の考えなので、Linuxにした結果価格が上がるのであればWindowsでもいいんですけど。
でもまあ、せっかくなのでASUS辺りには冒険して欲しいもんなんですけどねぇ。(笑)

投稿: かおりん | 2008年8月 6日 (水) 19時34分

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