The FOG
ジョン・カーペンター作品のリメイクらしいんですが。
ゴシックホラーが見たくて借りてきてみました。
まあ、可もなく不可もなく。
前半は割とコワイ感じがつよいんですが、後半がちとパワー不足。
ちょっと幽霊を描きすぎたかな、という印象。
とはいえ、ここで彼らを描かないことには、過去の因縁とやらが見えずに終わってしまうし、仕方ないかなぁ、と。
後半の謎解きと回想シーンにもう少し手を掛けてもよかったのかな、と思わせる演出でしたが。
前半の霧に対する恐怖というのが、妙に恐く演出されていて、霧みたいな実体のないものに殺されてしまうってところが、その怖さなんですが。
抵抗できないものになんだか解らず殺されるってのは、無力感に溢れて恐ろしいですよね。
何も出来ない。
霧が意思を持って、人間を殺しに来たら。
これはどうにも出来ないでしょう、はっきり言って。
完全密閉の部屋にこもる?空気さえ入る隙間があれば、霧なんで入って来れちゃいますよね?
霧が蒸発するような温度の部屋にいる?
人間だって耐えられません。(笑)
じゃあ、低い温度なら?劇中で実践されてましたけど。(笑)
#よく生きてたな。
とまあ、それなりに怖さは演出されていますが、怖さ、という点ではライトな作品だったように思います。
DVDの新作紹介のThe Darkの方が恐かったかも。(笑)
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