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霊廟

HP・ラブクラフト原作ってことで。
ラブクラフトものって、クトゥルーしか読んだことないんで、こんなのがあったかどうか覚えてないんですが。
ラブクラフト全集の中に含まれていれば読んでるかも知れないんですけど、古い記憶なのでさだかではないです。(笑)
本来のラブクラフトという作家は、ホラー作家ではないか、と思ってるんですけどね。
#ま、異説、異論ははあるでしょうけど。

ホラー小説に整合を付けるために、彼の中で考えられた世界がクトゥルー神話というか、それぞれの神々ではないのかな、とか。
別に彼自身がそれを真剣に信じていて、ダゴンだの、シュブ・ニグラトだのが存在していると信じてるとは思ってないんですよね。
ホラーの味付けとして、殺人鬼も恐いんですが、もう何か訳のわからない力や現象ってのがもっともコワイということから、それらの人知の及ばない存在を創造して、で人間の抵抗も空しく、大変イヤなことになる、ってのが彼の作品なのかなぁ、と考えてました。

で、そいういう理解の元で、この霊廟なる映画を見てみると、なんか違うんですよね。
原作読んでないのでなんとも言えないんですけど、これにはクトゥルー神話は関わってないと思うんです。
#ま、完全に無関係でもないかも知れませんけど。

正直、その辺の超常現象的なシーンはひとつもありませんし、まあ穿った見方をすれば、犯人がもしかしたら、それらの影響を受けている、という可能性があるのかな、と。

ホラーなんだよねぇ、とは思うんですが、コワイか、と問われるとさほど、という感想しか出てこないわけで。(笑)
ミステリータッチなのかなぁ、とも思ったのですが、結局犯人は解らずじまいというか、犯人出てくるんですけど、本当に犯人だったのかなぁ、って感じで終わってしまって。
謎は多く残りました。
とはいえ、その謎が大変気になるか、というとそれほど気になるものでもなく。
正直なところ、だから?ってところが多くて。
残酷シーンがあるわけでもないので、そういうのがキライなひとにも見れるとは思うんですが、刺激も少なく単調なので、退屈だと感じるひとが多いんじゃないんですかね。
ま、これは好みの問題かなぁ。

音楽とか映像とかはいいと思います。
結構、小物というか、そういうアイテムの演出は凝っていて、むしろそれらが怖さを演出しているんじゃないか、と思うんですが。
映像技法としては、あまり目新しいものもないので、地味な印象が強いんですが、細かく見てくと、凝った映像があるんじゃないのかな、と思います。

んでもさ。
2度見たくなるか?と問われると、それはないな、って感じ。(笑)

正直、詰まらなかったなぁ、と思います。(爆)
女優がね、美人なので、それだけで引っ張るって手はあるんじゃないかと思いますし、ワタクシは引っ張られましたけど。(^^;

ま、そんだけの映画だったような気がします。
ラブクラフトファンなら、また違った見解があるかも知れませんけど。

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