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KNOPPIX 6.0.1 に触ってみた

え〜、このエントリ、偏見の固まりです。(^^;

Ubuntuとの比較、という観点で見てたわけでもなく。(笑)

友人の娘さんが工業大学に入学したらしく。
突然電話がが掛かってきまして。
「くのなんとかって知ってるか?」
「くの?」
「なんか、娘が大学で使ってて、Linuxらしいんだけど」
「ああ、KNOPPIX。そんなの使ってるんだ。」
「それで、自宅のパソコンにもそれをインストールして使えるようにしとけって言われたらしいんだわ。」
「・・・そら、また無茶な要求を出す大学ですな。」

とまあ、そんなやりとりがあり。
そもそもインストールCDのISOを焼き方が解らんってことで、電話が来たんですが。
#中を見るとISOファイルがひとつだけ、ってCDを作ってたらしい。

焼き方は説明しましたが、友人ってのが、PCにはまるで詳しくないというか、並の素人以下のひとなので。(笑)
このまま放置しても、いずれまたフォローが必要だろうなぁ、と。

一応、ガッコからはデュアルブート環境を勧められたらしいんですが、そんなの簡単にできるようなディストリビューションなのかなぁ、と思って、自分でも調べてみました。

基本1CD Linuxということで、HDDにインストールして使うスタンスではなく、CD1枚で簡潔することを目的としたようなものなので、あまり事例はなかったんですが。
#CDの中身を変えずにUSBメモリにインストールする事例は山ほどありましたけど。(笑)

まあ、普通のLinuxっぽい。
#実はこの時点でDebianベースってのは、まだ知らない。(笑)

そういや、WindowsでもVirtualBox使えるよなぁ、と思い立ち。
友人に電話。
「VirtualBoxって仮想環境があって…」
「日本語でしゃべってくれ」
とかいうやりとりの後。
調べてみるってことにはなったんですが。

普段、仕事関係もそのPCでやってると聞いているので、お任せでインストールなんてした日には、Windows側がどうなるか解ったモンじゃないので。
別に大学の宿題やるくらいなら、仮想環境で十分でしょ、と。
その友人のPCは、去年新調したもので、スペック的には十分なパフォーマンスがあるわけだし。

とはいえ。
仮想環境を作るのも、素人さんでは厳しかろう、と、ワタクシも最悪の事態のために、仮想環境を作って置くことにしました。

で、Windowsを起動して、VirtualBoxをインストール。
なんかの記事でWindows版の2.2は、まだこなれてないって記事を読んでいたので、2.1.4をインストール。

KNOPPIXの6.0.1日本語版ISOをダウンロードしまして。
普通にマウントして起動。
起動は普通。全然問題なし。
高速起動対応とかで、確かにかなり高速に起動します。
これも2.6.8系の恩恵なんでしょうね。

そこからが問題。(笑)

HDDにインストールするのに、メニューがあるので、選択すると、まずは英語でメッセージ。
日本語版じゃなかったっけ?みたいな。
で、Gparted起動ってのがあるから、まあ、スワップくらい切るか、と思って選択しても、そもそもGPartedが起動しない。orz

Autoでディスク全体を使って、そのまま進めることにしましたけど。

インストールそのものは、非常にあっけなく終わります。ユーザーとか作らないみたいね。
ま、1CDLinuxだし、そんなもんなのかな。

仮想環境のHDDから起動。
LXDEのデスクトップ、初めて見たけど、軽いというよりは地味だなぁ、と。(爆)
大学でこんなの使わされてるのか。orz

まあ、メインマシンで試しているので、パワーは十分だけど、GuestAddtionがインストールされてないので、マウス操作とか非常に煩わしい。いちいちメッセージ出るし、抜けるのに、キーを押さないとならない。
で、入れることに。
ああ、Linuxの場合には、シェルスクリプトを走らせるのね。
root権限じゃないと怒られるので、rootで開いて実行。
今度はmakeがないとかエラー。
makeも入ってないのかよ。
ま、ないか。(笑)

makeインストールしようと思って、ここで初めて、インストールのためのツールがどれなのか解らないことが判明。(爆)
rpmなのか、apt-getなのか。

で、ホスト側で調べてみると、ようやく、それがDebianベースってことを知るわけで。
なら、aptitudeでいいんじゃん。

sudo aptitude builde-essential

とかやっても、そんなのは知らん、と怒られる。orz
なんでよ、と思ってリポジトリとか調べて。
設定はされているみたいだけど。

ふと気がついて、sudo aptitude updateを実行。
ああ、これが不足してたのね。
で、今度こそ、開発環境をインストール。

その際、OpenOffice.orgが削除される。orz
なんでぇ〜???

ま、バージョン違いとかあるのかも知れないので。
後で入れ直しましょうか。

とにかく、GuestAddtionをインストールしないと。
無事にGestAddtionのインストールは終わって、再起動。
期待通りの動きになります。

今後は、削除されてしまったOpenOffice.orgの再インストール。
一応、更新ファイルがあるかも知れないんで、アップデートもするか、と思ったのが、すべての始まり。

アップデートかけると、なんだか、バージョンの矛盾があるとか言われる。
言われるままに解消していき、アップデート実行。

大量のファイルが更新されるんだけど、1時間弱、アップデートのプロセスが走った後、halでエラーが発生して、うんともすんとも言わなくなり。

再インストール。orz
#その前にいろいろと試してましたけど、結局再インストールが一番の近道。

その後、2度再インストールしました。orz
最大の問題が、CD内のファイルとリポジトリに設定してあるファイルとの間にバージョンの不整合というか依存関係の不整合があること、のように思います。

まあ、本来、1CDLinuxとして使う前提であれば、アップデートはないんでしょうし、HDDにインストールして使うなら、それなりの手順を踏んでアップデートすれば問題ないんでしょうけど、仮想環境使ったせいではまりました。orz
もう少し前のバージョンとか使えば、もしかしたら問題なかったのかも知れませんし、DVD版を使えば、あらかじめインストールされているものも多いのかも知れません。

でも、本家はともかく、日本語版ってちゃんとインストール関係とかテストされているのかな、と思ってしまいました。
まさか、こんな苦労するとはなぁ。
しかし。
ユーザーも作らんようなLinuxで勉強するのか。大丈夫なのかね。(^^;

とにかく、しばらくぶりに他のディストリビューションを触りましたが、つくづく、Ubuntuは良くできてるなぁ、と思った次第です。
Fedoraは解りませんけど、Ubuntu並に良くできてるのかな。

非常に偏見に満ちた考えですが、Ubuntuであれば、素人さんにも勧められないことはないですが、KNOPPIXは無理ですね。(笑)
その後のフォローの手間考えると、無理です。
大学でもUbuntu使えばいいのに。

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コメント

ふふふふふふふ(笑)。
大変面白く読まさせて頂きました(笑)。

まあ、最初に、

>大学でもUbuntu使えばいいのに。

これはあり得ない、ですよ。
と言うか、大学側のセンス、って疑っています(爆)。
いつぞや書いたと思うんですが、おそらく産総研の肝いりに感化されただけ、だと思うんですけどね。ところが、産総研がバックにあっても実用性が無い(笑)。
他にもVine推薦したり、とか。どうも

「一般に人気がある」

ディストロ、って大学からの信用が無い気がします。
また、もう一つもいつぞやの話じゃないですけど、「大学で使ってもらいたい」とか、Ubuntu Japanese Teamも特に考えてないでしょ?例の学校の話でも難色示していましたし。
この辺、袋小路ですよね。

その大学も「KNOPPIXは1Live-CDとして優秀」なだけ、なんで、「デュアルブートせよ」なんてバカな事言わなければいいんでしょうけどね。何でそんな事を言うのか。

ちなみに、KNOPPIXってプログラミングする環境としてもあんま良くないよな、ってのが僕の感想です。何せUTF-8じゃない(爆)。
今、GNU関係のプログラミング言語って圧倒的にUTF-8なんですけど、例えばKNOPPIX備え付けのEmacsなんかはEUC-JPなんです。何故かと言えば古くからのUNIXユーザーのこだわりだから(笑)。
従って、文字化け、とか良く起こるんですよね。つまり、プログラミング「だけ」考えてみても、設定考えるとメンド臭いこと「だらけ」なんですよ。しかも、Live-CDだから設定ファイル書き換えても……ねえ(笑)。USBに設定ファイルを保存せよ、と言うつもりなのか。
その辺、かなり「ズレた感覚で」日本語化行ってる、と言う印象なんです。だから産総研って「本気で普及させようとは」思ってない、んですよね。
多分、KNOPPIXだったらKWriteとかしか使いようがねえんじゃねえか、とか思います。

なお、プログラミングだけ考えると本家(と言うか産総研の)KNOPPIXより、KNOPPIX/Mathの方が良いですよ。DVDですが。

KNOPPIX/Math:
http://www.knoppix-math.org/wiki/

これは色んなプログラミング言語がてんこ盛りで、Pascalまで扱えます(笑)。初期設定考えると、Emacs問題は除き、一番便利ですね。
ただ、同じDebian系だ、って説得して、Ubuntu入れちゃった方が面倒は「もっと」少なそうですよね。
KNOPPIXは既に「死んでる」ディストロなんじゃないのかな、とか思います。

>Fedoraは解りませんけど、Ubuntu並に良くできてるのかな。

Fedora使うんだったら、僕ならMandorivaの方が好きですね。あんまりFedoraって使い勝手良くなかった、と思います。
実は、RPM系も結構調べたんですよ。CDとっかえひっ替えして。んで、

「Ubuntuにタイ張れる操作性」

基準で考えると、Mandrivaがベストだ、って結論になりました。

Mandriva Linux One 2009:
http://www.mandriva.com/en/download/free

Mandrivaの欠点は

1.日本語情報が少ない
2.実は日本語ローカライズド版が存在するんだけど、そこへ到達するのが難しい(笑)

と言う2点、ですよね。
ただ、使い勝手はマジで良い、です。「フランスのUbuntuだ」って言っても過言じゃないかもしれません。また、デザインセンスが良い、です。
また、KDE版とGNOME版が選べるのもUbuntu彷彿としますね。元々KDE版がオリジナルだったそうですけど、今は好みで選べます。

ここ、

Index of /Linux/distributions/Mandrake/official/iso/2009.0:
http://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/distributions/Mandrake/official/iso/2009.0/

から

mandriva-linux-one-2009-GNOME-jp-zh-cdrom-i586.iso:
http://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/distributions/Mandrake/official/iso/2009.0/mandriva-linux-one-2009-GNOME-jp-zh-cdrom-i586.iso

か、

mandriva-linux-one-2009-KDE4-jp-zh-cdrom-i586.iso:
http://ftp.kddlabs.co.jp/Linux/distributions/Mandrake/official/iso/2009.0/mandriva-linux-one-2009-KDE4-jp-zh-cdrom-i586.iso

をダウンロードするんじゃなかったかな?確か。

投稿: cametan | 2009年4月27日 (月) 03時58分

コメントありがとうござます。
指示した教授って、自分でKNOPPIXのインストールしたことあるのかなぁ、と思わせるような手間でしたけどねぇ。(笑)
KNOPPIXって、HDDにインストールせずとも、USBとか、接続されているHDDとかに保存領域を作れるみたいなんで、CD起動で、領域だけ作るってことで良さそうな気がするんです。

というか、そういう使い方しか想定してないんじゃないのかな。
5.3.1を試しましたけど、こちらはインストール時にきちんとユーザーとか作るので、まだマシな感じでしたけど。
というか。

なんで、インストール後に、アップデートかけて、バージョンというか依存関係の不整合が起こるかなぁ、と。

Debian系なら、UbuntuのPPAとかJapanTeamとかでやってるリポジトリ追加で、パッケージのアッパーバージョン提供ってのがいいと思うんですよね。基本のリポジトリは本家のミラーがいいと思うんですよ。
まあ、本家がどうなってるのか、調べてすらいないんですけど。

お上のお達しだから使ってるのかも知れないんですが、これで苦労させられる学生って。
きっとLinux嫌いになりますよ。

まあ、大学で、独自に他のディストリビューション使うことを決めるわけにも行かないんでしょうけど、ディストリビューションの性格考えて、使い方は決めて欲しいなぁ。

学校ではKNOPPIXは仕方ないけど、自宅では別にUbuntuでもいいじゃん、と思うんですけどね。
教授もそこはかとなく、そんな話をしてくれればいいのに。

その後、友人から連絡は来ないんですが、大変なことになってないといいんですが。(^^;

投稿: かおりん | 2009年4月27日 (月) 05時32分

ついでに。
仮想環境で、環境構築が意外におもしろかったので、お勧めのMandriva、以前に勧められたGentoo系の綺麗なやつ、Fedoraとか、このGW中に試してみようかなと思ってたり。
実際には実運用には載せようとは思わないんですが、各種環境での構築手順なんかも覚えとくと便利なことがあるかも知れないなぁ、なんてね。

投稿: かおりん | 2009年4月27日 (月) 05時35分

>大学で、独自に他のディストリビューション使うことを決めるわけにも行かないんでしょうけど、ディストリビューションの性格考えて、使い方は決めて欲しいなぁ。

そうですねえ。
いや、非常に重要な事を前書いたと思うんですよね。
産総研と筑波大学は絡んでいます。少なくともKNOPPIXに関して言うと。
そして、

「筑波大学で丸っきりKNOPPIXは使われていない」

と言う事、なんです(笑)。
まあ、少なくとも、「教育目的に適した云々」とか言ってる割には教育学部関係で「丸っきり使われていない」と言う事ですよね。XPだらけで(笑)。
「開発にちょっとは関与している」大学が使用してない、ってのはどう言う意味なのか。この辺考えてみた方が良いんですよ。その学校は。
恐らくネットの情報見たか、OSCで話を聞いたか何かしたのかもしれませんが、結局「情報には偽がある」って事ですよね。
(そもそもOSC自体が「コミケ」以上の影響力があるような催しなのか。自慰行為に過ぎないんじゃないのか。僕はかなり存在意義自体を疑問詞してるわけなんですけれども。)

>仮想環境で、環境構築が意外におもしろかったので、お勧めのMandriva、以前に勧められたGentoo系の綺麗なやつ、Fedoraとか、このGW中に試してみようかなと思ってたり。

これ面白いんですよね(笑)。VirtualBox様々で(笑)。色々試すには面白いです。
(特に、実機じゃ動かない場合がありますしね)

ちなみに、割に直球勝負、つまり、リポジトリも何にも無くって、「XP的にアプリをダウンロードして用いる」のにSLAXってのがあります。

Slax:
http://hatochan.dyndns.org/slax-ja/

これも結構軽くて良いですよ。使い勝手はUbuntuに敵いませんが、古典的なSlackware系のディストリビューションなんで、ある意味透明で面白いかもしれません。

あと……そうだなあ。
LinuxじゃなくってFreeBSDですけど、そっちの方もちょっと見てみるには良いかもしれません。

FreeSBIE:
http://sprite.eng-scl.setsunan.ac.jp/sst_lab/2006/su-freesbie.html

それと、オラクルに買収されちゃった(笑)、OpenSolaris系のディストリビューションもVirtualBoxで試すには良いかもしれません。
一つは、LiveCDベースのこれ。

BeleniX:
http://www.belenix.org/

もう一つは、何とUbuntuのカーネルをOpenSolarisのものに取り替えたコレ、ですね。

Nexenta:
http://www.nexenta.org/os

両者とも実験段階のOSですが(しかもオラクルにSunが買収された事によって、今後どう言う動きになるか分かりません)、「話の種に」試してみる分には良い、と思います。

投稿: cametan | 2009年4月27日 (月) 06時57分

 USBからbootできない古いノートPC(Clavius)に、PCカードスロットに刺す特殊なioポートアドレスのIDEインターフェイス経由のCD-ROMから入れてみました。
 上記構成は、最近のディストリビュージョンだとそもそも重いのは除いても、古いチップセットのドライバが入っていなかったり(Ubuntu)、initrdから処理が渡った後にCD-ROMを見失ったり(ほとんど全部)してインストールすらできないのですが、KNOPPIX 6.0.1は原型が古いせいか問題ないです。
 無線LANはFirmwareを用意すれば、アップグレードは不安定版と実験版とテスト版のリポジトリを外しhalをholdすれば、使用可能です。

投稿: 通りすがり | 2009年10月 4日 (日) 10時23分

KNOPPIXが問題ないのは、原型が古いから、ってよりも、「そういう用途を意識しているから」ってことじゃないでしょうかね。
つまり、そこがKNOPPIXの優位なところ、ってことなのかも知れません。
Ubuntuの場合、AlternateのCDイメージからだと行けたりしませんか?
#いや、憶測で書いてますけど。

アップデートに関しては、ノウハウがありそうだな、とは思ったんですが。(^^;
常用するわけでもないし、友人に説明するのも大変そうだったので、ある程度試して、投げてしまいました。
情報ありがとうございます。

投稿: かおりん | 2009年10月 4日 (日) 11時19分

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