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Chrome OSの使い道?(笑)

話題になってるので、乗っかってみたり。(笑)
まあ、最近、日に一度は、Google Chrome OSの話題を目にしますが。
情報を総合すると、どうしても、Webベースのクラウド環境としか思えない。
Linuxベースっても、別にもう、Linuxじゃないよね、って感じ。

そうすると、いわゆるデスクトップOSとしての位置づけじゃないな、と思うわけで。
雰囲気、企業対象でもないしな、と思って。
で、考えてみた。
ネットブックに入れるってことは、まあ、単価の安い端末を導入できるってことなわけで。
で、Webベースでクラウドで、ってことになると、回線の太さってのが大事になってくる。
今までは、個人ユースを想定していて、かつモバイルってのを前提に考えていたので、イマイチピンと来ない状態にが続いていたけれども。

ふと思った。
学校か、と。
例えばインターネットの黎明期、個人でインターネット接続は難しかった。
これは日本のインフラ事情とかあって、なかなか速い回線を安く使えるってことがなかったからだけれども。
でも、大学だけは違った。
専用の速い回線を持ってる大学が多く、学生は自由に?ネットを使えた(らしい)。
そういう観点では、今も事情は変わっておらず、学生は、学内で自由にネット使える(らしい)。
しかも高速な回線を。

で、考えてみると、安価な端末を大量に導入して、固定化したアプリケーションのみを使わせようってのは、教育の現場にこそ向く話なのではないか、と。
GoogleはChromeOSのターゲットを明らかにしていないけれども、各国の小中学校を対象に、ほぼハードの値段だけで導入させる、って手があるのかな、と思った。
まあ、一方で、Googleの広告収入だけで食ってるって現状を考えると、公共の機関である学校ってのは、Googleの狙いにはマッチしないのかも知れない。
んでも。
結局はWebログインになるし、学校内に面倒なサーバとか立てる必要ないし、管理はGoogle任せになるわけだから、例えば小中学校でのPC教育に利用するってのはアリなんじゃないかな、と思う。
子供なら、まだPCに染まってないから、「Windowsじゃないと」とか、「やっぱりMS-Officeとの互換性が」とか言わない。
#いや、言う子供もいるかも知れないけど、たぶん少数派。
IntelとかASUSと組んで、大量発注の際のボリュームディスカウントを適用させれば、100台単位での導入に踏み切る学校だって出てくるかも知れない。
その辺と協業しているしてるわけだし、結構いけるんじゃないのかな、とかね。
で、教育用の専用のアプリが必要って話なら、Flashで作ってしまえばいい。
それこそ、学校内にWebサーバを立てて、Flashアプリを置いとくだけのページを作ってしまえば、Flashそのものは外注に出すこともできるし、プラットフォームは基本的に選ばないし、アプリを開発する側にも旨味はあるはず。
地域の学校で共通化して、地元企業に発注するようにすれば、地元の活性化にもつながる。
各端末にインストールしなければならないアプリを開発してライセンス数がどうの、とかいうよりも、はるかに現実的ではなかろうか。
学内に必要なのは、まあ、授業で使う生徒数の同時ダウンロードに耐えられる程度のWebサーバと、回答とか、そういうのを登録するDBだけでいいし。
そんなに大規模なDBはいらんから、別にOracleじゃなくてもいいし、それこそWindowsサーバでもことたりる。
#別にLinuxサーバとMySqlとかでもいいけど。

これだ、これだよ。(笑)
瞬間的に起動して、Webで、端末安くて、共通のアプリが使えて、電源も確保されてて、回線もある、もう、これはGoogle Chrome OSを導入するにはもってこいの環境じゃないですかね。

もちろん、そうなれば、宿題をするのも、Chrome OSじゃないと困るから、「ねぇ、お父さん、ネットブック買って、Googleのやつ」とか子供に言われるに違いない。
もう、そうなったら、お父さんだって買うしかないし。
なし崩し的に各ご家庭にGoogle Chrome OS搭載のネットブックが一台は導入されることになる。
だって、宿題やるのに必要とか言われたら、お父さん、買うしかないじゃないですか。
で、子供に聞かれるから、お父さんだって、使えるようにならないといけない。
ほら、もう2台めのネットブック購入が見えてきた。
これだ。
もうGoogleの戦略はこれしかないよ。
そうして、なし崩し的に導入を進める気だ。
やるなぁ、Google。

とか、妄想してみたり。(笑)
まあ、でもこのシナリオならWindowsの市場を荒らすことなく、静かに普及していくと思いませんか?(爆)


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コメント

あんまり書くと守秘義務違反になってしまうのでぼんやりとしか書けないんですけど、ウチのお客さんに学校関係に教育支援システムを売り込んでいる会社がありまして。

で、この会社のアプリはウェブベースなんですけど、一部はWindows+IEでしか動きません。というのはまあどうでもよくて(たぶん遠からずマルチプラットフォームに対応するでしょう。普段使いの部分はWebベースですからプラットフォームフリーですし)。

重要なのは、この会社がいま力入れてるのが携帯対応なんですね。その理由は、ほぼ100%の学生がもっているから。以前、どっかの大学でiPhoneを学生に配ったって話がありましたけど、別にiPhoneでなくてもいいので、携帯からWebの仮想教室に誘導しようと。で、これが大学側には非常にウケがいいんです。大学としては高スペックのパソコンよりも、「いつでもどこでも気軽にアクセスしてもらえる」タイプの方が授業支援には利用価値が高いみたいです。

ということになると、かおりんさんのストーリーは、あながちハズしてもいないなと。大学教育の上では(一部理科系の学科を除き)、PCのパワーやら特殊なアプリは不要なんですね。ほぼWebベースで、あとはワープロと表計算があればいい。確かにネットブックと親和性は非常に高いです。

おまけにGoogleは、教育機関とは仲がいい。大学でメールやらの機能をGoogleに預けてるところが結構たくさんあるはずです。もしもGoogleが教育用のシステムに乗り出したら...、あ、ウチのお客さんが危ない。

投稿: 松本 | 2009年7月15日 (水) 21時10分

お、単なる思いつきで書いたけど、もしかして当たり?(笑)

問題は、教育機関に展開するようにしたとして、Googleにどんな旨味があるのか、ってことなんですよ。
ここが解らない。
Google側に十分な旨味があるなら、これはもう、わざわざコンシューマー向けにWindowsやMacとパイの奪い合いをしなくても済むので、かなりいけるんじゃないか、と思って書いてみました。
というか、最初の動機はそっちじゃないんですけどね。
思いつきの発端は、クラウド環境として考えるなら、回線が大事だけど、そんなの普通に確保できる環境ってどれだけあるんだ?からだったんですよね。
そこから、昔のパソコン通信のこと思い出して。(笑)
昔から比べると、今はネットワークインフラとしては天国だよなぁ、と。
で、その時にも、大学って潤沢な通信環境持ってたよな、ってのが発想のきっかけです。(笑)
現実になったら笑えますね。

投稿: かおりん | 2009年7月15日 (水) 22時17分

松本さんのお客さんは、大丈夫。
学内の固有アプリは生き残る算段だから。(笑)
現在入ってる業者の市場を食い荒らすような真似をしたら、学校とか官公庁とか絶対無理なんで、その辺はGoogleはうまくやるはず。(笑)
#いや、それくらいうまくやろうよって話で。

投稿: かおりん | 2009年7月15日 (水) 22時20分

> Googleにどんな旨味があるのか、ってことなんですよ。

これはもう、Googleには旨味があるでしょう。
っていうか、その旨味が何なのかはわからないのですが、Googleの行動を理解しようとしたら、馬鹿正直にその社訓(なんですかね?)を信じるのがいちばんなんですね。つまり、

「世界中のありとあらゆる情報を検索可能にすること」

で、そこからどうやって金儲けするのかというのは、実はあんまり重要じゃないみたいなんですね。

ふつう、「こうやって金儲けをしよう」っていうビジネスモデル立てて、その手段として「こういう事業をしよう」っていう具体的なアプリケーションに落とし込んでいくのが当たり前だと思うんですが、Googleは逆ですね。「ありとあらゆる情報を検索可能にする」っていうのが前提で、「どうやって儲けるのか」は、あとから考える。たまたま「広告」っていう方法がヒットしたから現状のGoogleは広告で巨大な利益をあげてますけど、「広告で儲けよう」と思って検索エンジン開発したわけじゃない。検索エンジンが先にあって、「ああ、これで広告とったら儲かるな」っていうビジネスモデルが後から追いかけた。

だから、学校を押さえたら、「ありとあらゆる情報」へのアクセスがまたひとつ強化されます。これはGoogleにとって非常においしいのではないでしょうか。

問題は、それがなぜおいしいのか、常人には理解できないことで。私にもわかりません...

投稿: 松本 | 2009年7月15日 (水) 22時41分

そんな社訓が。
そういうことなら、おいしいかも知れません。
ああ、ますます当たりの可能性が。(笑)

ま、まだ出てもないOSのことをあれこれ考えて、「Windowsには勝てないだろう」なんて話をするよりは、どこに展開するつもりなのか、っての今の情報から想像する方が面白いと思うんですけどね。
別に、Windowsのパイを奪うやり方以外にも、なんかありそうな気がするって話で。
本当になったら面白いなぁ。松本さんのおかげで、今後のGoogleOSへの感心が高まってしまいました。(笑)

投稿: かおりん | 2009年7月15日 (水) 22時54分

> 社訓

ちょっと違いました。正確にはこうです(http://www.google.co.jp/intl/ja/corporate/参照)。

「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」

だからどうなの?ってことはさておいて、どうやら本気でこれやってるみたいです。

投稿: 松本 | 2009年7月16日 (木) 04時35分

ってことは、Chrome OSもその一環ってことなんですよね。
使命のひとつである、と。
ますます、Windowsへ対向とか、関係なさそうですね。
効率よく情報を収集、ユーザーへの提供ってところが観点か。
そうすると、そういう情報が必要なユーザーは、すべてGoogleOSのユーザーたりえるので、特に対象は絞らない、ってことで明言してないのかな。
企業であろうと、個人であろうと、そういう情報に素早くアクセスしたいひとはGoogleOSを使ってください、か。

なるほど。
だとすると、なぜネットブック用から始まるのかも、意図が見えてきますね。
セカンドマシンとして、GoogleOSを持ちましょう、なんですね、きっと。
企業であれば、業務はWindowsマシンでやってくれてもいいですよ、でも、情報を得るのはGoogleOSの方が素早くできますよね、というスタンスで、セカンドマシンとして、GoogleOS搭載のネットブックを使いませんか、かな。
会議の席上にも持ち込めますよ、と。
ヘビーな基幹業務は従来どおり。ライトな情報の収集とメールはGoogleOSでどうぞ、な感じですかね。
こんなスタンスであることを、最初から謳ってるわけか。
何も知らないと、Google vs MS のOS戦争に発展しそう、って見方になるけど、Googleの意識では、そんなこと思ってないのかも知れませんね。
しかも、そういう意味では、限られたデバイスとハードウェアのサポートだけされていればいいので、最初から組み込み搭載されているもの以外に、別途インストール可能な形で展開するのは、Googleの望む形ではないかも。
あくまで情報の収集と整理、再展開がGoogleの理念だとすると、GoogleOSの使命ってのは、あくまでも、Googleの情報の塊に、簡単に高速にアクセス可能であること、ってことになりそうですね。

外れたか。>シナリオ

投稿: かおりん | 2009年7月16日 (木) 04時57分

>そんな社訓が。

有名ですよね。
他にも

Don't be evil

と言う社訓もあります。
意味は

「Microsoftのようにはならない」

だそうです(爆)。

>教育機関に展開する

いや、これはある意味当たってますよ。
技術者相手にUNIXが普及したのは、コンピュータ・サイエンス系統の教育機関にUNIXが大量に入ったから、です。
SUNのビジネスモデル、ってのはこれが基盤だったんです。それ以前にはUNIXなんてビジネス界隈には見向きもされなかった、んですけど、70年代~80年代初頭にかけて、教育機関にUNIXが普及したからこそSUNのビジネスモデルが成り立ったんですよね。
GoogleがやろうとしてるのはSUNのビジネスモデルの一段上、なのかもしれません。
(ちなみに、Googleにはex-SUNの社員が大量に入ってるらしいですが)

ただ、ですねえ。
このシナリオは日本向けじゃねえだろうな。
と言うのも以前指摘しましたけど、少なくとも、日本の大学でLinuxに於ける教育、ってそんなにマジメじゃないんですよ。やろうと思えばGoogleに頼らなくたって「出来る」筈なんですけどね。生憎そうはならない。
もう一度繰り返しますが、筑波大学もネット上では「オープンソース振興者」のフリしてますが、実際学内はXPだらけです。大学で「Linux」やってたら学生も「Linux」でしょうけど、そーなってはいない、んですよね。
例えば、筑波大学図書館でもRedHat置いてましたが、そこの職員とか「RedHat?何ですかそれ?」とか言ってました(爆)。学内ネットワークでLinux張ってるんですが、概して「役立たず」「失敗してる」って言って過言じゃないです。
また、これも指摘しましたが、「どうしてKNOPPIXじゃないんだ?」ってのもありますよね。KNOPPIXは筑波大学関わってるんですが、全然使われていない(笑)。自分の大学で開発に関わっているのに「未使用」にしてる、って事はそんなにマジメでもない、って事ですよね。

基本的に日本では「Linuxの普及度は偏差値に比例する」って思ってまあ、間違ってないでしょう。
最近、京都大学の情報学系の学生さんとネットで接触持ったんですが、例えば京大では情報工学科の学生にはLinux使わせる模様です。
です。が。
実際はやっぱりWindowsなんですよ。Linuxをインストールしたマシン、なんて存在してない模様です。
んじゃあ、どうやってるのか、と言うとCygwinらしいんですね。WindowsにCygwinインストールしててそれで端末起動して、と言う(笑)。
その学生さんは

「Linuxのコマンドラインを覚えるのが大変だ」

とか言ってて、結局「Linuxは楽しい」とかならないみたいなんですよ。メンド臭いシステムを弄ってるだけ、みたいな意識の模様です(笑)。
そりゃそうだろ、このご時世じゃねえ(苦笑)。
京大でさえ「この程度」なんですよね、残念な事に。

さて、こう言う「教育機関の隙間」がGoogleにとって「付け入る隙」になるのかならんのか。要注目ですね。

投稿: cametan | 2009年7月19日 (日) 00時27分

対象は大学生じゃなくて、小中学生がいいかな、と思ったんですけどね。
学校内でPC教育に使ってるのをChromeOSのネットブックってのはありかな、と。
もちろん、モバイルなんて使い方じゃなくて据え置きですよ。

まあ、学校とかとなると利権絡むんで、難しいかも知れません。
大学だと尚更ですよね。

以前からCametanさんの話は伺っておりましたが、まあ、とりあえず妄想してみました、ってとこで。(^^;

投稿: かおりん | 2009年7月19日 (日) 00時44分

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