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ChromeOSを実機で試す。

先日仮想環境で試したChromeOSですが、本日、USBにイメージを展開して、実機で試してみました。

手順は簡単で、先日作成したイメージを仮想環境にする際のコマンド、image_to_vmwareの代わりにimage_to_usbを使用します。
--fromはvmwareと同じ、--toオプションには、USBデバイス名を指定します。

image_to_usbe --from=src/build/image/hoge/ --to=/dev/sdb

てな感じになりますかね。
#むろん、イメージファイルのパスとUSBストレージのデバイス名は自環境に読み替える必要があります。

で、ちょっとだけ試してみました。
#メインマシンで。

起動は高速ですが、おそらくUSBメモリのため、若干は速度が落ちているんじゃないかと思います。
これなら、仮想環境の方が早く起動するかも。(^^;
#AHCI BIOSとかなければねぇ。

まあ、それでも普通にWindowsとかUbuntu起動するよりは速いかも。
#感覚値なんで、なんともいえないけどねぇ。

起動すれば、画面が広い分、普通に使えるのは、まあ先日も書いたところ。
日本語の入力は出来ませんが、日本語の表示は行えますし、YouTubeも困らない程度には再生されていました。
ただ、YouTubeに関しては、ドライバの問題があるのか、Ubuntuで再生した場合と比較すると、性能的な劣化がありそうです。
これ、そもそもどんなドライバが組み込まれているか解らないので、なんともいえない話なんですけどね。

普通に、直接ブラウザが起動するので、ブラウザだけでルーチンが行えるひとなら、なんも困りません。(笑)
ワタクシのサブマシンのOSとしてなら充分ありですかね。
まあ、そんでもマンガ読んだり、動画見たりってのは、従来の環境には一歩譲るんじゃないんでしょうか。
そもそもアプリのインストールが可能かどうかも、現時点では解りませんし。

アーキテクチャのレイヤから考えると、出来ても不思議はなさそうです。
その場合は、左上のメニューに追加になるんだと思うんですが。
この辺は想像するしかないですかね。

ChromeOSの場合、完全なクラウドとも言い難いのかな、と思ったり。
基本、OSはブラウザを起動して、ブラウザの中で各種サービスを実行するわけで、ものすごい性能は不要ですが、それでもクライアント性能に依存するところは残るわけです。
さきのFlash再生とかですね。
#もしかしたら、と思う部分もありますが。おそらくはクライアント再生でしょう。
ネットブック程度のスペックでは、もたつくことも十分に考えられます。
それと、ドライバのチューニングにも、疑問が残ります。
Googleがハードと一緒に配布、としているのもここが理由かな、と。
多種多様のハードに適応するための下地はなくて、基本、ハード決め打ちだから高速起動が可能なのではないか、と思うんですよ。
ドライバは決まったものだけ組み込んである、そういうイメージですかね。
なので、デスクトップには向かないし、まあ、ギリギリノートPC、やっぱりネットブック系に合うんだろうな、と。
現時点ではLinuxカーネル使ってるし、そういう意味では多種多様なドライバをカーネルに組み込んでるんだと思うんですが、グラフィックまわりをXに依存していると、そこでも多種多様なドライバが必要になり。
ドライバ選択で、若干に起動レスポンスの低下を招く可能性があるのかな、とかね。
まあ、この辺は、実際に本物が出てくれば明かになるんでしょうけど。

使い方、そういう構成から考えると、例えばWindowsのライバルではあるのかも知れませんが、デスクトップLinuxとはライバルになり得ないのかな、とそう思います。
Windowsのライバルっていうのも、機能とかそういう点ではなく、「プリインストールされているOS」という点に於てのみ、という気がするんですね。
デスクトップOSは、相変わらずWindowsでしょ、と。
ノートPCとか、ネットブック、スマートフォン、あるいはスマートブックといった、携帯端末、および、それにまつわる情報端末としての側面が強いハードウェアへの組み込みがマッチするような気がします。
#クラウドであることも含め。

基本的に、ChromeOSを起動すれば、メインマシンで日常的に使用しているGoogle関連のサービスはそのまま設定を生かしたままで使用可能です。
#そもそも、アカウントをそれで使ってるんだから、それは当然。
メールの共有、ドキュメントの共有ってのは、完全にサーバ側で管理されているのでそれでOK、見たいときに、見たい場所で見れますよ、と。
ドキュメントの編集は、例えばデスクトップPCのUbuntuなりWindowsから行って、予定の確認とか、あるいはプレゼンテーションを情報端末で行う、そんな運用が可能になりますよね。

なので、従来のOSと併用して使うのが、今時点では旨味かも、と思います。
結構ね、この前USB-UbuntuをホテルのPCで使ったんですが、普段の設定じゃないGoogleとか、ログインアカウントを覚えてないので、ニコニコ動画が見れない、とか、ブラウザの設定が共有されてないと困る場面があったんですよ。
なので、そういう場面では、ChromeOSなら、管理は全てサーバで行われているので、どの端末からでも、それらの状態が代わることはないわけで。
まさにクラウドの恩恵だと思いますが、それが可能になるんですね。

今、例えば今後一年は、インフラの都合も含め、これが主流、主力になることはないと思うんですが、クライアントPCの小型化と、インフラ整備が進んで、もう少し自由にクライアントにアプリケーションを置けるようになると、デスクトップPCでもChromeOSなんてこともありうるかも知れません。
便利は便利なんです。
ただ、できることの幅が、今は狭い。
今後どうなるのかは解りませんが、今はまだ、単に見守る時期、ではないかな、と思いますね。

実機で使用してみて、なおさら思います。
サブマシンなら困らないかも、でも、だからと言って、積極的にChromeOSを今から使用する意味も、たぶんありませんね。
ブラウザで、例えばXmarksなんかで共有していれば、それで同じような事は可能なので。

それと。
GoogleDocsでドキュメント見てたら固まりました。(笑)
まだ、環境によっては、動作が不安定なこともあるようです。

まずは、半年様子を見る、って感じですかねぇ。

それよりも。
Google日本語を早く!(笑)

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コメント

投稿: 松本 | 2009年12月 9日 (水) 16時37分

ちょっと面白そうですね。
見てみますよ。ChromeOSの単なる真似でもなさそうだし。
ChromeOSとどちらが早く出てたんですかね。

投稿: かおりん | 2009年12月 9日 (水) 20時09分

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