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いまさらながら、GUIの利点

もう当然のことになり過ぎて、そんなの普通じゃねぇの?的な話になりますが。
GUIの利点ってなんだろう、と改めて考えてみました。

これ、アプリケーション視点じゃなくて、OSがGUIを持つことの意味って観点で考えてます。
ムカシ、CLIが主流というか、それしかなかった頃は、まずアプリケーションを起動して、そのアプリケーションにデータファイルを読みこませる、という手順でした。

まあ、CLIなので、やりたいことを選んでから、その対象を決める、的な考え方なわけですが。
#むろん、別の方法もないではなかったが、主流はそうだった、って話です。

んで、GUIを装備したOSが主流になっても、案外それが変わってないひともいます。
まあ、入門書なんか見ると、スタートメニューから、アプリケーション選んでーなんて書いてあるので、それを忠実に守るとそうなりますよね。

ところが。
OSに乗っかってるGUIの場合、大抵の場合、アプリケーションとデータファイルの関連付が行われておリ、「データを中心に」「やりたいことを決める」という操作が可能なわけです。

MSの試作GUIなんかで、かなり大胆にその辺強調したものなんかも見たことありますが、まあ、おそらく変わりすぎるので、見送りになったんでしょうね。

ユーザーが、PCで何をしたいのか、ということを考えると、別にアプリケーション起動したいわけではなくて、あるデータを作りたい、または編集したい、というのが主点になります。

新規作成の場合には、作りたい場所で、右クリックするとメニューの中に新規作成とかあるものが多いですよね。テンプレートから、新規にデータを作成することが可能になってるわけです。
つまり、データ中心の操作、というのを提供するのがGUIの主な役割になります。
GNOMEではアプリケーションランチャ、Windowsではショートカット、古いMacOSではエイリアスにデータファイルをD&Dすると、そのデータファイルを読み込んでアプリケーションが起動します。
これがまさにGUIの利点なんですね。

「〜用のデータを作りたい」のではなく「このデータファイルを編集したい」という直感的な操作を提供するのが、OSにGUIが載った最大の利点なわけです。
別に見た目が綺麗とか、その辺は、どうでもよくて、何かをしたい時に中心となる「データ」そのものに対して、アプローチ出来る、というのが、GUIの利点なんですね。

そのため、本来は、データファイルの方に、アプリケーションとの関連を持つべきで、その点、古いMacOSは、データファイルにリソースを持つことにより、それを実現していました。
正直、うまいやり方だな、と思った覚えがあります。
#ま、足かせになる場合もあったりして、いまいちだったりしたこともありますが。

現在は、拡張子を基本に、その辺の関連付をMIME形式で行ってるOSがほとんどだと思われます。
単一の拡張子に複数のアプリケーションがひもづけられている場合には、起動するアプリケーションを右クリックメニューから選択できる、とかね。

んで。
OSがGUIを持つ利点って、実はこれしかないんですよ。(笑)
まあ、GUIツールキットとか、そういうのを使って「アプリケーションの操作性を統一する」などのメリットはないでもないですが、これ、OSのメリットではないので。

なので、実は、アプリケーションを起動してから、ファイル読み込みとかの操作しているひとは、あまりOSのGUIのメリットを享受してないんじゃないか、とワタクシは思ってたりします。
まあ、新規作成の場合はそういう場合もあるかも知れませんが。
#ワタクシはWindowsの場合は、新規作成の場合でも右クリックメニューから新規作成する場合が非常に多いです。テンプレートない場合にはアプリを起動しますけど。

まあ、なかにはデータファイルを持たない設定系のアプリケーションなんかもあるので、ランチャなんかには、そういうのが主に登録されてたりしますけど、データを持つものは、あまりランチャに登録して使ってないんですよね。

そういう意味では、UnityのDashは、ちょっと考え方的に方向が違うかな、と思ったりしてます。探すべきは、アプリケーションじゃなくて、ユーザーデータなんじゃないの?と。
まあ、もしかしたらユーザーデータも検索対象になるのかも知れませんが。
#試してない。(笑)

つまり、OSとしてGUIを使うならば、編集対象のデータを如何に効率良く探しだして、編集可能とするか、というのが命題になるんじゃないか、と。

まあ、Windowsのエクスプローラーなんかもフォルダで階層構造を作り、目的別に「ユーザーが整理」すれば、それなりに探しやすくなりますが、その辺までOSで面倒を見てくれるのが本筋かな、とワタクシは考えています。
つまり、今のGUIは、まだ発展途上であり、もっと「便利になる」可能性は秘めている、と思うんですね。
んで、今後クラウドとか流行ると、なおさら、「あのデータどこだっけ?」になる。
なので、OSとして、GUIベースの検索機能、数日、あるいは数週間前までの編集作業の履歴保持など、その辺を全面に押し出して行かないと、OSがGUIである意味が失われてしまうようにも思います。
#特にCLIがその辺で速いコマンドなんか出した日には。(笑)

ワタクシは古い人間なので、フォルダ階層でデータ管理をしていますが、その辺てけとーに配置しても、目的のデータが1秒以内に見つかる仕組み、ってのが、今後のOSのGUIには求められていくんじゃないかな、と思ってます。

ま、ファイルシステムがそこまで速くないだろうし、ネットワークの速度もまだまだなので、そんなに高速には見つからないかも知れませんが、Google検索で、1秒以内に結果が返って来ることを考えると、案外無理な話でもないのかも知れないなぁ、などと思います。

いずれにせよ、今のままのファイルシステム、ファイルマネージャの使い方では、将来的に破綻するんじゃないかな、と考えてるのは事実です。

あくまで、やりたいのはアプリケーションを起動すること、じゃなくて、データを作ること、のはずですから。(笑)

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コメント

> まあ、もしかしたらユーザーデータも検索対象になるのかも知れませんが。

Unityは、実質数日しか使ってないので思い違いかもしれませんが、データはデータで同じように一発で出てきたと思いますよ。

旧Mac使いとしては、データはダブルクリックして開くもんだという感覚が染み付いているので、今回の話は割とピンときました。

Unity、よさそうなんですけど、どうもマシンの相性が…

投稿: 松本 | 2011年7月 7日 (木) 21時41分

ああ、やはり検索対象になってるんですか。>ユーザーデータ
まあ、とはいえ、あれはちと使いにくい感じがするのでー今後もう少しなんとかならんもんかとは思うわけですが。
んでも、結局キーワード検索しかないのかなぁ。
データファイルにひも付けた属性情報をもう少し持てるようになると、検索する際に楽になるような気もしますけどね。

投稿: かおりん | 2011年7月 9日 (土) 06時48分

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