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LinuxMint16を仮想環境にインストールしてみる

今月後半にはUbuntu14.04ベースのLTSなLinuxMint17がリリースされるはずなので、その練習というか、現在のMintがどんな感じなのかを確認すべく、VirtualBoxにLinuxMint16(Cinnamon)を入れてみました。

これは、おそらくUbuntu13.10ベースになるのかな?

美しく整えられたテーマなど、「ああ、Mintだなぁ」と思いましたけど。

なぜかインストール時にスワップ領域がないとインストーラーが異常終了したり、メモリ割り当てが小さくてダメだったのか、それとも仮想環境の設定がまずかったのか、2度ほどインストール失敗しましたけど。

それで思ったのが、「XPの代わりにはならないよなぁ」ってことですかね。
それというのも、やはりPC初心者(というかPCそのものにさほど興味のない人)には「OSを新規にインストールする」ということ自体が敷居が高いものだと思いますし、インストール失敗したりすると、その時点でパーティションとかは飛んでる場合もあり、リカバリが大変ということが挙げられますかね。

それに、これはUbuntuもそうなんですが、パーティション設定をインストーラー任せにすると「/」と「/home」が同じパーティションに作成されてしまいます。

これの何が問題かというと。

まあ、Ubuntuの場合には、Update-Managerでのアップグレードが可能なので、実は問題が少ないのかも知れませんが、Mintの場合には、「バックアップを取ってからクリーンインストールしてリカバリ」というのが推奨されているため、ユーザーデータであるところの「/home」も毎度毎度バックアップしないとならないわけで。

まあ、ぶっちゃけ、バックアップ用のストレージを用意しておかないとならないのが問題あるんじゃないのかなぁ、と。

PCに興味のある、あるいは、それなりに運用をしているひとなら、バックアップの必要性は十分に理解しているでしょうし、実際に行っていると思われるので問題ないと思うんですが、PC初心者は、その辺興味もなく、バックアップ用ストレージを用意出来ない可能性もあるよな、と。

なので、Mintのアップグレードのスタイルだと、インストーラーデフォルトで「/home」を別パーティションに切ってくれないわけで、アップグレード時には、必ず必要なバックアップを「無視して」ユーザーデータを失わせる可能性があるよなーと思ったわけです。

Ubuntuの場合は、前述の通り、基本的にはUpdate-Managerからフォーマットなしでのアップグレードなので、パーティションがフォーマットされることは、「自ら」クリーンインストールしない限りは発生しないのですが。
#まあ、ワタクシ、毎度毎度クリーンインストールに「なって」しまってますけどねー。
#いろいろと弄ってるせいですけど。Ubuntuが悪いわけではないです。

その辺を「パーティションって何?」ってレベルの人に説明するのも難しいですし、インストーラで自動判断もなかなか難しいものがあると思うので、インストーラの仕様に関して云々するつもりはないんですけど。

まあ、この問題はMintの場合はLMDE(LinuxMintDebianEdition)のセミローリングリリースにより回避可能なので、PC初心者は、そっちを選択した方がいいのかも知れませんけど。
今のLMDEはMint16と大差ないって話だったかな?
試してないんでインストーラとかどうなのか解らないんですが。
#前に試した時にはMintとの差異がけっこうあって、わりと使いにくかった。

まあ、PC初心者の場合、LMDEだとパッケージが古いとか気にならないだろうし、その方がいいのかも知れません。

ワタクシは、プロプラドライバとか古いとアレなことになるし、比較的新しいハードを使うのでカーネルバージョンが古かったりするとサポートされてなかったりしてアレなので、なるべく新しいものを使うんですけど。

んでもまあ、実際にインストール後の使い勝手は確かにXPに近いかも知れないなぁとは思いますけど。

とはいえ。

これMint17でどうなるのか解りませんけど、Mint16では、「日本語入力が出来ません」でした。
設定そのものはMintJapanだかのリポジトリを追加して、コマンド1個叩くだけ、なので、手慣れたひとなら5分もかからずに日本語入力可能になると思いますが、PC初心者にはこれも敷居が高いよなぁ、と。

教えてくれるひとが近くにいるとか、設定をひとまかせに出来るならアリかも知れませんけど。

自分で調べて使えるようにするってのはPC初心者(およびPCに興味のないひと)には厳しいんじゃないかなぁ、と思いました。

Ubuntuだと、確かデフォで日本語入力可能になってたはずなので、今ならUbuntuの方が「使い勝手」は変わるかも知れませんが、その後の運用まで考えると、「マシ」なんじゃないのかなぁ、と思ったり。

GNOME Classicとか使えば、まあ、マシンパワーもそこそこで済むし、XPからの違和感も少ないだろうし。
Unityは、Compizがちと重めではあるけれども。

まあ、今はPC一台しかなくても、仮にインストールミスって起動しなくなってもスマホで情報収集とか出来ないこともないので、昔よりはインストールの敷居は下がったと思いますけど、Ubuntu、Mintとも、やっぱりLinuxだよなぁ、と思う場面はそこかしこにあるので、Windowsからの乗り換えを気軽にオススメする気にはなりませんね、ワタクシは。

なお、パーティションの話ですが、ワタクシは基本Windowsでも、起動ドライブとデータドライブは、「出来る限り」分けるべきと考えておりまして、可能であれば、「物理的に」分けたいと思っているほうです。
なので、最近のSSD+HDDという構成は結構理想的だと思っているわけですけれども。
#なんかのミスで起動ドライブ吹っ飛んでもデータは吸い出せるしな。

もちろん、バックアップも2重に取っていますし、その辺、いつ飛んでも問題ないようにはしています。

が。

PC使ってるひとの多くがそんなこと考えてないよなぁ、とか。
XPを今まで使ってたひとが、そういうことに興味あるはずないよなぁ、とか。
そういうことを考えると、「迂濶に」Linuxを勧めて「悪の道」に引きずり込む気にはならんよな、と。
#まあ、データ飛ばして「おまえのせいだ!」とか言われるようなことはないと思いますし、そういうことを言いそうなひとには当然勧めませんし。

ま、それはそれとして。

どうにもUbuntuのUnityが慣れないってひとならMintのCinnamonはアリだと思います。
Unityと比較して、動作も気持ち軽いですし。
#マシンパワーに不満があるならMATEバージョンの方がよいかと思います。

仮想環境で操作しましたが、さほどもたつくこともなく、わりと軽快に動いていたので、ワタクシ自身はMint17がリリースされたら、現在の環境からクリーンインストールで乗り換えます。

まあ、もちろん、現在の環境をバックアップして、設定なんかはなるべくMintに引き継ぎますけどね。

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