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2019年10月

MacBookAir Mid 2011にLinuxMint Xfceエディションをインストール

MacOSの最新版がインストールできなくなったMacBookAir Mid2011にLinuxMint 19.2 Xfce4エディションをインストール。

事前にネットで色々と調べてMacのEFIはなんちゃってEFIだからインストールしてもBootに苦労するとか言われていたのですが、実際に試してみると、最近のLinuxなら、別になんの苦労もなくインストールすることができました。

普通のWindowsPCにインストールするのと手間は完全に一緒です。

一時間ほどでインストールは完了し、その後は、Mac固有の設定に対応するので、手間取りました。

とは言っても、キーボードがMac配列になっているので、MacOS同様の操作でIMEのON/OFFを切り替えるようにしたり(Mozcの設定でIME ON/OFFのキーを英数/ひらがなキーに設定)、トラックパッドのジェスチャを設定したり、というところに手間取りましたかね。

ジェスチャに関しては、3本指でのワークスペース切り替えさえできればそれで良かったので、そこだけXfce4のWMに合わせた設定にしてあり、それ以外はデフォルトで使用しています。

もともとメモリ4GB/ストレージSSD128GBとしょぼいスペックですが、LinuxMintでは、全然動作の重さは気になりません。

CPUはノート用SandyBridgeなので、性能は大したことないはずなんですが。やはりSSDってのが効いてるんですかね。

動作にストレスを感じるところはありません。

いまもこのエントリはMacBookAir上で書いてます。

メインマシンのデスクトップPCもSSD搭載機なので、起動が遅いとかそういうことは全然ないので、正直、ノートPCをLinux化する意味ってどれだけあるのかなぁ、ってのが思うところなんですが、サポート切れたOS使ってるのもアレだし、ってことで思い切ってやっちゃいました。

まあ、インストール&起動に苦労するようなら速攻もとに戻してたと思いますが。笑

いま現在は開発環境とかは入れてなくて、ほとんどブラウザ専用機になっていますが、今後の使い方次第ではVSCodeを入れたりして行くと思います。

ノートPCだと仮想デスクトップもけっこう有効に使えるし。

あとはMacBookAirのハード面がどれだけ有効に使えるのかの確認ですかね。

無線LANとかもインストールの段階で認識してましたし。

グラフィックはIntel内蔵だから、これも標準サポートですしね。

とりあえず、YouTube再生したときに、ちょっとティアリング出てたので、その辺の対策からですかねぇ。

#ま、ほとんど見ないからやらなくてもいいけど。

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透過するカレンダー(完結?)

苦心惨憺。

透過するカレンダーが、どうにか形になりました。

これまで透過していたメインウィンドウが、どんな設定をしても透過しなくなってしまったのが苦労の原因です。

どうやら、Gtk.Builderで作成したトップレベルウィンドウには透過設定(CSS含む)が適用されないようで、Gtk.Windowを自前で作成し、そこにGladeで作成したカレンダーの中身をaddすることで、期待通りの動作になりました。

 

このへん、特にドキュメントが見当たらなかったので、バグの可能性もありますが、まあ、それはどうでもいいことで。

結果がすべてですから。

_20191008_210019

これが無事に透過したカレンダーのスナップです。

以前とそんなに変わりないですね?

この状態を取り戻すために苦労していたのです。

なお、Gladeでトップレベルウィンドウを作成してもCairoリージョンによるウィンドウマスクは問題なく動作します。

CSSも「透過以外は」正常に適用されていました。

ワタクシが実現したい「透過」だけがNGだったのです。

もはや誰かの陰謀を疑うようなピンポイントの責めでした。

問題解決のいとぐちとしては、「シンプルな透過ウィンドウのサンプル」を発見したことにあります。

これです。

このページの下の方にあるPythonサンプルを実行して、ウィンドウが透過するかどうかを確認したのです。

そうしたら、なんということでしょう!

普通にウィンドウが透過するではありませんか!!

なので、ここから推測して、違いはなにか、ということを追求していきました。

まあ、結果はGladeを使ってるかどうか、なわけですが。

なので、Gtk.Builder内部でなんらかの処理が行われて、Gladeでトップレベル指定されているウィンドウが透過しないようになっているとしか思えません。

#ワタクシは英語力が貧困なので、英語のドキュメントを漁っても「トップレベルウィンドウは自分で破棄してね♡」という記述しか見つけられませんでした。

 

とはいえ、GUI構築のためにGladeを使わない選択肢はありえません。

#まあ、いまXamarinやってるから、案外Gladeなしでも行けるかも知れん、とも思いますけれども。

そこで考えついたのが、前述の「トップレベルウィンドウは自前で用意。そこにGladeで構築したコンテナをぶちこむ」だったわけです。

うまく行った時には小躍りしそうになりました。

#踊ってませんよ?

まあ、需要があるかどうかは知りませんし、今後もメンテしていくかどうかは解りませんが、いちおうGithubに公開しておきます。

https://github.com/kaorin/gcalcal

んでもまあ、これもdeb作らないと、設定とかめんどうなんだろうなぁ。

依存関係にgcalcliが入ってくるし、そっちの設定はそれなりに手がかかるので、ワタクシは知らん、と放置したいところではあります。

では今夜はこのへんで。

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